« ロボ DE 解剖学 始めるよ! | トップページ | ロボ DE 解剖学【2】体の各部の名称(1) »

ロボ DE 解剖学【1】体の方向を示す用語

【正面】方向を示す為に、まず正面を定義しなくてはいけません。下の図1を見て、これを正面と認識しない人はいないと思います。が、解剖学的に図1の状態では、正しい正面ではないのです(注意点)。顔、胸、お腹、ひざ、足先が前を向いているこれらに関してはOKなんですが、手が正面をむいていないんです。ロボザックは腕をねじる動きをさせられませんので仕方なく図1の状態を正面と書きましたが、正しい手の向きは、親指を外に向けた状態(掌を前に向けた状態)が正面となります(-_★)キラーン!! 覚えておいて下さいね☆!
正面が決まれば、あとは、上面(図2)、側面(図3)、後面、下面です。これらは問題ないですよね。

【面】体の中を見る為には、断面にしなくてはいけないことが当然でてきます。その際に、それが、どの向きに切った断面なのかを示す必要があります。地面と平行な方向=水平面(図1、3)、地面に対して垂直(鉛直)な方向=垂直面(図1、2)があります。さらに垂直方向は、直交座標として定義しないとあまり意味がないので、その方向を、正面に平行な方向の前頭面・前額(ぜんがく)面・冠状(かんじょう)面(図2、3)と、正面に対して直行方向の矢状面(しじょうめん)(図2)といいます。人の体には原点というのがないのですが、左右方向に対称なので、その中心を正中(図1、2)といいます。また、それぞれの言葉には、線・断・面などを付けて言い表します。例えば、正中線(向きを表す)、正中断(断面を作ること)、正中面(その断面)といったかんじですかね。

【上方・下方】(図1、3):上下方向なんで、なんてことない用語なんですが、この上下には、人は2足歩行だということが暗黙の了解となっています(正面を定義したからいいんですけど)。ここでの上下が表している方向とは、頭の方なのか、おしりの方なのかなのです。上下をそのまま4つ足動物に適応したら、背中が上で、お腹が下になってしまいます。上方・下方はあくまで人に対して使える言葉であって、混同するような場合は、頭方・尾方と言い表した方がいい場合もあるかもしれませんね。
  

Photo
図1:正面
  
【内側・外側】(図1、3、4):「ないそく・がいそく」と言って下さいね。「うちがわ・そとがわ」ではありませんよ!!正中に近い方が内側、離れている方が外側になります。例えば、「足の親指は小指より内側にありますが、手の親指は小指より外側にあります」とか、「肺は心臓の外側にあります」といった使い方になります。
  

Photo_2
図2:上面
 
【前方・後方/腹側・背側】(図2、3):上下と同様に、前後の意味は、お腹側か、背中側かということですね。あ!、一応、「腹側・背側」の読み方は「ふくそく・はいそく」です。
  

Photo_3
図3:側面
 
【近位・遠位】(図4):腕や足によく使われる言葉なんですが、「きんい・えんい」といいます。図を見てもらえればわかるように、胴体に近い方を近位、遠い方を遠位といいます。例えば「ひじは手首より近位にある」といった使い方になります。
  

Photo_4
図4:近位・遠位
 
その他
【浅層・深層】「せんそう・しんそう」:表面から、浅いか、深いか
【尺側・橈側】「しゃっそく・とうそく」:腕での内側・外側のこと
【脛側・腓側】「けいそく・ひそく」:足での内側・外側のこと(図4)

ということで、お疲れさまでした。今回は以上にしますね。
次回は、「体の各部の名称」を予定しています。
お楽しみに〜。。。
 

|

« ロボ DE 解剖学 始めるよ! | トップページ | ロボ DE 解剖学【2】体の各部の名称(1) »

ロボ DE 解剖学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/221673/16737662

この記事へのトラックバック一覧です: ロボ DE 解剖学【1】体の方向を示す用語:

« ロボ DE 解剖学 始めるよ! | トップページ | ロボ DE 解剖学【2】体の各部の名称(1) »