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RZ1Basic v0.2.5 公開

Rz1bicon04

RZ1Basic v0.2.5を公開しました。

先日、あれこれほざいていましたが、遅い原因を特定して、だいぶ最適化できたので、殆どストレスなして編集できるようになったと思います。ただ私自身がそんなに悪いコンピュータ環境でないので、遅いマシンを使っているとやっぱり付加が大きいくあまり改善されていなかもしれません。

更新内容

  1. コードエディタ編集速度に関して、大きなファイルで処理速度がかなり低下してしまう問題点を大幅に解消、ほぼストレスなしで編集可能になった
  2. その他、エディタに関する不具合修正
  3. 有線によるGame Padコントロール機能追加(下記)
  4. その他、細々したこと

最新版のダウンロードは、いつものところです

Game Padコントロール機能について
インプットデバイスを使って有線でロボザックを操作する為の機能です。USBのゲームパッドや、PSを持っているならUSB to PS/PS2を使ってPSコントローラをパソコンへ繋げたり、兎に角、インプットデバイスならマウスだって、キーボードだって利用できます。


【設定編】
ゲームパッドを繋いで、RZ1Basicを起動し、ゲームパッドのアイコンをクリック
Rz1basicdebugscreensnapz019
下の図のダイアログが表示されます。
まず設定を編集しなくてはいけません。「編集」ボタンをクリックして下さい。
Rz1basicdebugscreensnapz020
「Game Pad Editor」というタイトルのウインドウが開きます。
次に設定したいデバイスを入力装置のポップアップメニューから選択します。Rz1basicdebugscreensnapz021
その装置のボタンなどの一覧が表示されます。
試しにゲームパッドのボタンをいろいろ押してみましょう!一覧の「値」の所の数値が変わりましたでしょうかお好みによってボタンの名称は、ボタン名(要素名)をクリックして、編集できます。
目的のボタンに意味付けをします。左のリストからそのボタンを選択し、「+」ボタンをクリックして下さい。その際に、ゲームパッドの方のボタンを押した状態でクリックすると少し操作の手間が省けるかもしれません。
Rz1basicdebugscreensnapz022
右側のリストにそのボタンが登録されます。
右側のリストをクリックすると通信の際のデータを編集できます。

  1. 値 :ボタンを押したときの値です。アナログの場合は、右のチェックボックスにチェックを入れて範囲を設定できます。
  2. 変数:変数とは、ボタンを押された時、ロボザックのプログラムの何番目の変数にデータを送るのかを設定します。
  3. 番号:2で設定した変数にいくつを入れるかを設定します。

設定が済んだら、「セット」ボタンをクリックするのを忘れないで下さい。
Rz1basicdebugscreensnapz023

PSのコントローラで設定してみた「例」です。
Rz1basicdebugscreensnapz025
保存名(上の図の例:PS Ctl test01)を入れて、ファイルメニューの「保存」で保存してウインドウを閉じます。
Rz1basicdebugscreensnapz026
再編集したい場合は、再度このウインドウを開いて、デバイスを選択後、右上のポップアップメニューから保存した名称を選択してから編集し、再度保存して下さい。また、別ファイルとして保存したい場合は、名前を変えて(上の図の例:PS Ctl test01をPS Ctl test02とかする)、保存すればOKです。

【プログラム編】
例えば「RoboNova-1 GamePad Template Plogram」などで利用する場合にどんなコードを書けばいいかを、ちょ〜〜簡略化して書いてみました。

ゲームパッドからのデータを第一変数(この場合RR)で送ることにしました。

ボタンが押されていなければRRは0です。ボタンが押されるとRRに値がセットされますので、それをPSDTにセットして、RRを0に戻しておきます。

※ボタンを同時に何個か押すと、それらのボタンで設定した番号の合計値が送られます。

DIM RR AS BYTE
DIM PSDT AS BYTE
RR
=0
MAIN:
PSDT
=0
IF RR<>0 THEN
    PSDT
=RR
    RR
=0
ENDIF
ON PSDT GOTO MAIN,key1,key2,key3,key4,key5,......
GOTO MAIN

【操作編】
ロボザックをプログラムを送るときと同じようにケーブルで接続
プログラムを転送し、ゲームパッドのボタンをクリック
Rz1basicdebugscreensnapz019_2
入力装置と、設定を選択し、「開始」をクリックします。
ロボザックの操作ができる状態になります。
Rz1basicdebugscreensnapz027

この機能が起動中は、「ゲームパッド」のボタンが少し黒くなっています。
「停止」する場合は、もう一度、この「ゲームパッド」のボタンをクリックして下さい。
Rz1basicdebugscreensnapz017

 

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コメント

すばらしい!
Wiiリモコンも使えそうですね。
私もゲームは全くやらないのですが、ゲームパッドは何故かたくさんあります。(笑)
Wiiリモコンはいつも買おうかどうしようか悩みます。(結局買ってないですが。)

投稿: avalon | 2008年2月26日 (火) 11時30分

avalonさん
いつもありがとうございます。
avalonさんに「すばらしい!」と言ってもらえて嬉しいです

Wiiは私も持っていないので、この機能でうまく動くのか試せないのですが、何でもかんでもやってみたくなってしまう性格なので、欲しくなりますよね。

この機能はワイヤレスリモコンを持っている方にはそんなに必要がないとは思いますが、ゆくゆくは、パソ上でシミュレーション(RUN)できるようにしたいと思っているので、その際の、コントローラの練習用として良いのではないかと思っています。

投稿: micono | 2008年2月26日 (火) 12時10分

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