ETX, ERX, LCDポートと繋げよう!(1)
RZ1Basicの方がまだ未対応なんですが、ETX, ERX, LCDポートをパソコン(RZ1Basic)で扱える機能を付ける為に、コネクタを作りました。いろいろな方が作ってブログで紹介されているので、今更書くことはないかもしれませんが、私はハード的なことは右も左もわからないド素人なので、そんな人でも作れるように、私も書くことにします。作ることを目的とされない方は、「MR-16202 シリアルLCDモジュールエミュレータへの道(その2)」で紹介されているFT232RL(USBシリアル変換モジュール)1000円弱を買えばOKです。
回路
上記サイトを参考に、以下の写真のものを作りました(クリックで拡大します)。
これは、RS232CインターフェースICのADM3202ANを使って、ETX, ERX, LCDの信号とパソコンとでデータを受送信できるようにするものです。
UART⇔RS-232C変換ボードの製作の回路図をアレンジした部分は、1)ADM3202ANの信号の出入口それぞれに抵抗をかませていますが、私はマイコン側しか入れませんでした。MR-16202 シリアルLCDモジュールエミュレータへの道でavalonさんにお聞きしたところ、この抵抗は過電流に対する保険みたいなものということだったので、最初は入れるつもりはなかったのですが、マイコン側だけ保険を入れました、というか、ちょうど入る空きがあったから入れたんですけど。。2)ETX, ERX/LCDとを切り替えて使えるようにスイッチを付けました。
あと、PIコネクタのGNDとVccは逆にした方が、マイコンからの3列のピンと対応させて刺せるから、その方が良いかも。
材料と道具
ド素人にとって、これが意外と問題。どこで、どんな部品を買って、どんな道具が必要なのか、なかなかピンとこないいちおう私が準備したものを書き上げておきます(順不同)。
(値段/単位:買ったとこ)
- 片面ユニバーサル基板Cタイプ(70円/枚:秋月)
切る道具を持ってないと切るのが大変で、紙エポキシの両面ユニバーサルがいいと書いてあったんだけど、片面しかなかったのでこれ。私はアクリルカッターで切りました。 - ADM3202AN+コンデンサー5個付き(200円/個:秋月)
- Dサブ コネクタ9P・メス(基板取付用Lタイプ)(60円/個:秋月)
基板が2.54mmピッチなので、使わない7,8,9番ピンは跳ね上げ、6番ピンは、穴に入るように曲げて基板に刺しました。 - カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗)1/4W 100Ω(100円/100本:秋月)
- 超小型スライドスイッチ(100円/4個:秋月)
片方3本は切って基板に刺しました。 - PIコネクタ・5P(94円/個:ハンズ)
最初ピンヘッダ(オス)を使う予定だったけど、たまたまハンズで見つけたのを使いました。 - すずメッキ線 0.4mm(275/10m:共立エレショップ)
細すぎかも。。。0.6mmくらいがいいのかな?? - 電気工作用はんだこてセット(1504円:ムラウチドットコム)
はんだこてを新調。これは、30wハンダこて、やに入りハンダ(20g)、ヒートクリップ2個、こて先クリーナー付きハンダこて台、はんだ吸取線、ソルダーアシストのセットです。 - 圧着レンチ(約400円:100均)
ちゃんとしたやつは、10倍します。ま、これでなんとか代用 - セメダイン・SuperX(約300円:ハンズ)
コネクタ、スイッチを一応、接着させた - 熱収縮チューブ(100〜250円:100均)
- ビニル線(160円・5色/1m:ハンズ)
- 1x3列コネクタと中の芯(ツクモ・ロボット王国)
コネクタ(2550コネクタメス 1列×3)と芯(2550コネクタ端子40個)、合わせて1000円くらいだった。ETX, ERX, LCDに刺す為のコネクタ用 - USB-シリアル変換コネクタ
たぶんみなさんすでに使っているので、それを利用
とりあえず、今日は、ここまで
ド素人の書いてることなので、間違ってたらビシバシ突っ込んで下さい
次は、組み立て、
接続と通信、って感じかな。
例年4月から7月まで、死ぬほど忙しいので、上手いこと時間を割りふらないとね。RZ1Basicもこれに対応させる作業もあるからね
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