携帯でコントロール(6)
昨日紹介したテスト用iアプリで、ロボザックをコントロールできることを確認しました。これでやっとロボザック用のリモコンが作れるぞ
いちおう、そのテスト用iアプリをダウンロードできるようにしましたので、ご興味のある方は、お試し下さい。なお、私の携帯は、SO905iCSです。他の携帯での起動は確認していませんので、各自の責任においてご利用下さい。
IRTest ダウンロードQR
http://micono.hp.infoseek.co.jp/iappli/irtest/Download.html
あと、アイコンも作っちゃいました
iアプリは、48x48, 96x96, 160x160のアイコンが付けられるんだけど、600x600で描いたのを縮小して、48x48のアイコンだけ付けてあります。というか大きいサイズのを保存しておくのを忘れてしまった
《IRTestの使い方》
まず、こちらのページを見て下さい。
アプリケーションを起動すると、図の様に数値が入っているかと思います。この数値は、そのページのデータを参考に入力したシャープのアクオスのリモコンの電源のデータになります。
- すべて半角で入力して下さい。全角は対応していません。
- Leader Hi/Lo:リーダー信号の点灯時間と消灯時間。
- Code 0 Hi/Lo:データ0の点灯時間と消灯時間。
- Code 1 Hi/Lo:データ1の点灯時間と消灯時間。
- Ptn=0は、High->Low、Ptn=1は、Low->Highの順に点灯消灯します。
- Stop Hi:ストップ信号の点灯時間に相当します。
- Repeat:データ送信の繰り返し回数
- Frq:点減の周波数:20〜40KHzくらいの値をとれるハズです。
- Data:16進数の場合は、頭に必ず0xを付けて下さい。バイナリーの場合は、そのまま0と1を入力して下さい。
- Len:送信するデータのビット数です。図のデータの場合、6バイトなので、6 x 8=48ビットになります。
さて、ロボザックの場合は、どんな値を入れればいいのか
実は、ロボザックの場合もこの設定で動いたのです。だから、「Data」の所と、「Len」の所をロボザック用のものに書き換えればなのです
追記(2008/6/10)
Leader Hi/Lo:5000/100
Code 0 Hi/Lo:500/500
Code 1 Hi/Lo:500/1000
Stop Hi:500
に設定
ロボザックのリモコンのデータの長さは13です。Lenには13と入力して下さい。
Dataは、ROBONOVA改造記さんの、対応表 の値を参考にしながら入力してください。
この対応表は、バイナリーと16進が混ざっていますので、どちらかに統一させないといけません。おまけにメーカーコードが4ビットなら楽だったんですが、5ビットなので、単純に繋げる訳にいかないんですよね〜
例えば、ID=1のKEY-02は、0x03になっていますので、バイナリーに直すと00000011です。従って、コードの10101と、00000011を繋げた「1010100000011」という値をDataの部分に入力すればOKです。以下の様になります。
もし16進数で書きたい場合は、あと3つ後ろに0を付けて「1010100000011000」すると16ビットになりますので、「0xA818」と書いて下さい。
以前、「ROBOBASIC講座(DIM...AS, CONST)」の《進数と桁数》のところに、2進数と16進数の対応表を書いたので、そちらを使って頂くと、便利かと思います。
例えば、KEY-11のID=4は、0xD4なので、表から、D=1101, 4=0100であることが分ります。コードの10101と繋げるて、「1010111010100」となります。ついでに、これを16進数で表したい時は、後ろに3つ0を付けて、1010111010100000となるので、4つづつに分けて、表から、0xAEA0として下さい。
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コメント
IRTest をパソコンからダウンロードしようとしたのですが、サーバ上から削除されているようにメッセージが出力されます。もう公開されていないのでしょうか?よろしくお願いいたします。
投稿: 通りすがり | 2008年10月 7日 (火) 16時03分
通りすがりさん
えっと、ロボット用のものを作るのが目的だったので、削除しちゃた記憶が。。。
これを書いた以降、あれこれ書き換えてしまっていますが、24時間以内に(アバウトですいません)探して、ダウンロードできるようにしておきます。というか、こんなテストアプリが欲しいのでなく、ソースコードが欲しいのでは??ソースが必要ならば、お送り致しますよ。
投稿: micono | 2008年10月 7日 (火) 17時06分
miconoです。
サイトからは消してませんでしたよ。ブラウザがjamファイルを読めないだけですよね!?
投稿: micono | 2008年10月 8日 (水) 10時57分
迅速なご対応をしていただき、ありがとうgざいます。携帯の方にはダウンロードできました。PCの方はブラウザを変えて試してみたいと思います。ソースプログラムのご提供のお話、誠にありがとうございます。できましたら、よろしくお願いいたします。
投稿: 通りすがり | 2008年10月 9日 (木) 12時15分
IRTESTのソースプログラム一式を送っていただきまして、ありがとうございます。さっそく拝見させていただきます。本当にありがとうございました。
投稿: 通りすがり | 2008年10月10日 (金) 09時51分
赤外線の参考に勉強させてもらってます。
私も、ソースコードをいただきたいのですがよろしいでしょうか?
かなり月日がたってのコメントになりますが
まだ、一式ありますか?
忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。
投稿: ゴゴ | 2010年1月13日 (水) 17時03分
ゴゴさん
お返事遅くなりました。
ちょっと昔の話で、私も忘れてしまいました(汗)。ダウンロードできるようになっていたのか、ソースコードは残っているのか、ちょいと調べてみます。
投稿: micono | 2010年1月15日 (金) 19時50分
ゴゴさん
Robozak用に作ったもののソースは
http://web.mac.com/micono/RZ/RZ1Infrared.html
でダウンロードできるようになっています。
で、IRTestのソースコードですが、手元にあるようですが、ダウンロードできるようにはしてありませんので、もしお望みでしたら、私までメールを頂けますでしょうか?
投稿: micono | 2010年1月15日 (金) 19時55分
ありがとうございます。
返信が遅くなって申し訳ありません。
できれば、IRTestのソースコードをいただきたいです。
無理なお願いで恐縮ですが、
よろしくお願いします。
投稿: ゴゴ | 2010年1月18日 (月) 11時10分
早速の対応
ありがとうございました。
いろいろと解析して
勉強させていただきます。
投稿: ゴゴ | 2010年1月19日 (火) 09時47分