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アンビリカルケーブル、"もっと"パワーアップ計画

いちおう、これまで、アンビリカルケーブルについて書いたブログのリンクです。


最初から十分量の電流のACアダプターを使っているんであれば必要はないとは思いますが、今回は、手持ちのACアダプターを使って、"もっと"パワーアップさせる方法です。

私の場合、これまで、スイッチングACアダプタ 6V 1.8A(入力100V〜240V)をアンビリカルケーブルとして使っていましたが、先日、スイッチングACアダプタ 6V 2.8A(入力100V〜240V)を購入しました。

2.8Aの電流があれば、ロボザックの場合、だいたいの動作はカバーできるかと思いますが、パワー不足になった時の為のバックアップとして、これまで使ってた1.8AのACアダプターを使っちゃおうとうことです

並列に繋げられる場合

  • 2つのACアダプターが同一規格である。
  • 2つのACアダプターの電位差が測定誤差の範囲と思われる。

場合は、2つのACアダプターを並列に繋げても大丈夫になります。

  • 私の買った、1.8A2.8Aは、同一規格のものでした。
  • 電圧をテスターで測ってみたところ

でした。

ということで、私の買った2つのACアダプターは、同一規格で、かつ、±0.05Vの誤差範囲内ということで、以下の図のように、並列に直結する繋いでしまえばOKということになります
Photo

回路を必要とする場合

2つのACアダプターが、上記条件を満たさない場合は、直接繋げる訳にいかないので、以下の図のような回路を介して繋げます。

※メーカーが違うACアダプター使う場合は、同じ電圧でも、サブに回す方は、最低でもダイオード入れた方が安全です。物によっては、保護回路が無かったりなど、頑張りすぎて異常発熱起こしたりするかもしれません。特に古いアダプターが注意です。

Photo_2

  • 1KΩの抵抗はサブをお休みさせないための保険です。(無負荷続くと寝ちゃうアダプタもあるようなので…LED付けてもいいかも?)
  • 1000μFのコンデンサは、瞬間電力に対し、サブの立ち上がりが遅い場合の補償用です。通常は不要です。1000μFにしてますが500μFでもいけるはずです。
  • 10μFのコンデンサーはノイズ対策
  • 青色で囲った部分のダイオードによって、2つのACアダプターの電位差をコントロールすることになります。

青色で囲った部分のダイオード
例:メインACアダプター:5.99V2.8A、サブACアダプター:6.99V1.8Aで、1Aのダイオードを使って調整する場合

  • 買った1Aダイオードの電圧降下を実測
    以下の様に繋いでテスターで測ります。電圧降下は0.57Vでした。
    Omnigraffle_proscreensnapz013
  • サブのACアダプターは1.8Aなので、1Aを2つ並列(>1.8A)に繋ぎます。以下の図で0.57V電圧降下します。サブ側(6.99V-0.57V=6.42V)がメイン側(5.99V)よりまだ電圧が高いので、
    Omnigraffle_proscreensnapz014
  • さらに、もう一段増やします。2段にすることによりサブ側(6.99V-0.57V-0.57V=5.85V)がメイン側(5.99V)より電圧が低くなりました。
    Omnigraffle_proscreensnapz015
  • という感じに、上図の青点線枠の部分に繋げるダイオードをお手持ちのACアダプターの電圧に合うように繋ぎあわせて下さい。
  • なお、ダイオードに流れる電流が増えるに従い、内部抵抗も増加するので、並列に2つでなく3つの方がより安定した回路になります。1A3つ並列にするなら、3Aひとつの方が便利になってくるかもしれません。

※上記、方法に関して、動作を保証したものではありませんのでご了承下さい。実際にやられる場合は、各自の責任において行って下さい。

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謝辞:2つのACアダプターの規格調査/方法などの手ほどきありがとうございました。

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工作・改造・解析」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、gomisaiです。
具体的な解決策を示さない文句ばっかりになりそうで気が進まないのですが、気になった点ふたつについてコメントします。

1) ACアダプターは並列に出来ない
定電圧出力のACアダプターの出力は基本的に並列化することは出来ません。
これは二つの出力電圧の差が小さなものであっても、ACアダプター内部のエラーアンプがその差を出力がアンバランスする方向に増幅するためです。

また、出力のダイオードORはしばしば見られるアプリケーションですが、これは電流容量の増強目的ではなく電源の冗長化を目的にしたものです。
挿入されるダイオードには、ある程度のアンバランス解消の効果が見込めるようですが、本来の目的は出力の逆流防止です。

2)ダイオードは並列に出来ない
整流用ダイオードは、抵抗値に関して負の温度係数を持ちます。
このため、一般的に整流ダイオードは電流容量増強のために並列化することは出来ません。

投稿: gomisai | 2008年9月25日 (木) 20時06分

gomisaiさん
コメントありがとうございます。
とても参考になりました。

いったんは、この記事は消去してしまおうかと思いましたが、やっぱり残しておくことにしました。

投稿: micono | 2008年9月26日 (金) 00時18分

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