iPhoneのシミュレーターとエミュレーター
エミュレーターとシミュレーターって、よ〜く考えないまま、知らぬ知らぬうちに使い分けてますよね
例えば、
エミュレーターは、
- スーファミのエミュレーター
- Windowsのエミュレーター
シミュレーターは、
- フライトシミュレーター
- ドライブシミュレーター
- 医療シミュレーター
- ロボザックのシミュレーター
などがありますね。
それで、iPhoneの開発環境の中に、iPhoneのシミュレーターソフト(iPhone Simulator)があるんですが、それとは別に、まだ大して何もできないんですが、Adobe AIRで動く、AIR iPhoneというのがあって、これはiPhoneのエミュレーターになるのかな??
左が、「AIR iPhone」で、右が「iPhone Simulator」になります。
とりあえず、まず、辞書的にエミュレートとシミュレートの意味の違いを調べてみました。
エミュレート(Emulate)
- 〈…と〉競う,張り合う.
- 〈…を〉(負けないように)熱心に見習う,まねる.
- 〈…に〉匹敵する
シミュレート(Simulate)
- 〈…の〉ふりをする,〈…を〉装う.
- 〈…を〉まねる.
- 〈…の〉模擬実験[訓練]をする; シミュレーションを行なう.
どちらも、「まねる」ようなことが意味ですよね。
で、Wikipedia的に
エミュレータ (Emulator)は、コンピュータや機械の模倣装置あるいは模倣ソフトウェアのことをいい。オリジナルと全く同じ動作を別の装置で行わせることになる。
- あるコンピュータ上で、異なるオペレーティングシステムを実行する。
- 携帯電話、PDA、組み込みシステムなどのソフトウェア実行する。
- ゲーム機などのソフトウェアを、別の環境で実行する。
シミュレーター (Simulator)は、実験・訓練を目的とし、複雑な事象・システムを定式化して行う模擬実験を行う為の装置のことを言う。
エミュレーターとシミュレータの違い
- シミュレータは一般にシミュレート対象の一部の操作や機能だけを擬似する。一方、エミュレータは対象の全機能を擬似するのが一般的である。
- エミュレータは、動作ロジックそのものを再現するものであり、単に動作の結果のみ再現するものは、シミュレータとして区別される。
- システムのモデル化を行わず、完全な模倣を目的とする場合は、シミュレーションと言わずエミュレーションという。
で、Javaはシミュレーターなんですね...
- Java VMのような仮想機械(VM)は、原理的にはエミュレータと同等だが、架空の実装(つまりVM)のシミュレータであり、エミュレータには含まれない。
で、iPhoneもiPod touchも持ってないんですが、「無料なものは、無料なうちに」、「将来的に何らかの都合で公開されなくなるかも」など、理由は様々ですが、いくつかiPhone/iPod touch用アプリをダウンロードしています。
ダウンロードしたiPhone用のアプリは、ipaファイル。マックの場合は、iTunesのフォルダの中のMobile Applicationsというフォルダの中にダウンロードされています。
このコンパイルされたものを動かすソフトウエアが、もしあるとしたら、それはiPhoneエミュレーターってことですよね。ちなみにAIR iPhoneでは、これら今の所、動かせません。当然、iPhone Simulatorでも動きませんよそのうちipaファイルを起動させられるようなソフトも出てくるのかなぁ。。。
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