REALbasicでTwitterクライアントを作ってみる (1)
MBS REALbasic Pluginsの作者さんに、結構あれこれ「どうやるんだ!」ってメールして聞くんですが、そうやって作ってた私の適当なtwitpic OAuth API V2のREALbasicのプロジェクトファイルが、MBS REALbasic Pluginsのサンプルとして使われることになりました
プレリリース版のページからダウンロードできる10pr3以降のバージョンに入ってると思います
※このサンプルはMBS REALbasic PluginsのCURL/CURLS Pluginを使っていますが、書き換えればShell Classでも動くことは確認してますので、MBS Pluginを持ってない方も、参考になるかもしれません。また、最新版のCURL/CURLS Pluginでなくても機能するかもしれませんので、旧バージョンのライセンスしかない方もダウンロードして試してみて下さい。
兎に角、マイナーなプログラム開発環境ということもあって、OAuthのサンプルも解説も全然ないんで、REALbasicを使っている方は、もしかするとコードを眺めてるだけでも参考になるかもしれません。
【サンプルプロジェクトを動かしてみる】
とりあえず、今回は、OAuthを使ったサンプル(CURLS post twitter with OAuth v3.rbp)の流れだけを説明します。「CURLS post twitter with OAuth v3.rbp」を起動して下さい。
ステップ1:「Request Token」をクリック
OAuthリクエストトークンを得えます。その為にはアプリケーションを登録し、CONSUMER_KEYとCONSUMER_SECRETを取得しておく必要があります。
- このサンプルはMiconoTwitterTestという名前で登録したCONSUMER_KEYとCONSUMER_SECRETがあらかじめ書き込んでありますので、まだアプリを登録していない方もこのまま試すことができます。
- もし自分の作ろうとしているアプリ(名)で試したい場合は「Resigt Your Appli」のボタンのリンク先のページで登録したCONSUMER_KEYとCONSUMER_SECRETに書き換えて下さい。
- プロキシが必要な場合は、アドレスとポート番号を入力してProxyのチェックを入れて下さい。
Result=0ならリクエストトークン取得成功です。Request_TokenとRequestToken_Secretがそれぞれのフィールドに書き込まれます。
ステップ2:「Access Token」をクリック
- Twitterのユーザー名とパスワードを入力して「許可」をクリックすると暗証番号(Verifier)が返ってきます。
- その暗証番号(Verifier)とリクエストトークンからOAuthアクセストークンを得ます。
成功すると、Access_Token、Access_Token_Secret、Account、Verifierのフィールドに結果が入力され、新たに別のウインドウが開きます。
ステップ3:「Save」をクリック
次回からはステップ2で得たデータを使ってOAuthが可能になります。「Save」ボタンで保存しておくと、次回このプロジェクトを起動した際は、ステップ0の「Load OAuth Data」でデータを読込むだけで済みます。
メッセージのみを送信する場合
メッセージ欄にメッセージを書いて「Send」ボタンをクリックすると、Tweetできます。
画像をTwitpic送信する
- (メッセージ欄にメッセージを書いて下さい)
- 「Select Picture」ボタンで画像を選んで下さい。
- Twitpic api v1 or v2のどちらかを選んで下さい。
- v1の方は、uploadandpostという名前からわかるように、画像のtwitpicへのアップロードとtwitterへのポストの両方をやってくれるAPIです。がセキュリティーがv2に比べ低いです。
- v2の方は、twitpicへ画像のuploadしかしてくれませんので、別途twitterへポストする処理が必要になります。
- Twitpicに画像をアップロードする為には、登録してAPI Keyをもらう必要があります。このサンプルはMiconoTwitterTestという名前でTwitpicに登録したAPI Keyを書き込んでありますのでそのまま試してみて下さい。
- もし自分の作ろうとしているアプリ(名)で試したい場合は「Resigt Your Appli」のボタンのリンク先のページで登録したAPI Keyに書き換えて下さい。
参考
書籍:「Twitter APIプログラミング」と「誰でもできるTwitter Botの作り方」は持ってます。とっかかりやOAuthを理解するには「誰でもできるTwitter Botの作り方」が簡単でわかりやすいと思いますが、APIに関しては整理されてないので、「Twitter APIプログラミング」か「Twitter APIリファレンスガイドブック」のどちらかは持っていた方がいいかもしれません。OAuthのrequest tokenやaccess tokenなどのsignatureに関してはわかりにくい文章なんですが「Twitter APIプログラミング」がいいのかもしれません。
ページ
とりあえず、今回は、こんなところにしておきます。REALbasicでtwitterアプリを作りたかった方は是非参考にして頂ければと思います。
中身(コード)に関しては、時間がある時に、ちょこちょこと説明を書いてみようかと思っていますので、あまり期待せずお待ち下さい
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コメント
GJ!
投稿: 012 | 2010年9月21日 (火) 23時15分