RBT-001を繋げてみる(18):RBT-001の名前の読み書き
今回はRZ1Terminal 0.1.2を使って、RBT-001の名前を変更してみたいと思います。なおRBT-001はとても壊れやすいモジュールです。以下の操作に関して、保証された事柄ではありませんので、もし同様のことを行う場合は個人の責任において、十分注意して行って下さい。またRZ1Terminalは、最新版が、ここからダウンロードできますので、最新版をご利用下さい。
配線
RBT-001は、SparkfunのFT232RL搭載小型USB-シリアルアダプタ 3.3Vを使ってコンピュータと繋げました(※USBシリアルアダプタはこれと同じ物である必要はありません)。RBT-001の最適電圧は3.0Vではないので、この変換アダプタはあまりお勧めではないのかもしれませんなお間違って5Vの変換アダプタを繋げたりするとRBT-001が即座に壊れますのでご注意下さい。
接続
- RZ1Terminalを起動、ポップアップメニューから目的の変換アダプタを選択します
- もし目的の変換アダプタがどれか分からない場合は
- ボーレートなどを合わせて、「接続」ボタンをクリック。ボタンの名称が「切断」に変われば接続状態です。
RBT-001の現在の名称を取得してみる
- 「RBT-001」ボタンをクリック
- Opcodeのポップアップで「GAP_READ_LOCAL_NAME」を選択。Packet Dataのフィールドは空欄にして下さい。
- 「リクエスト」ボタンをクリック
- 右のリストにリクエストに対する「CFM」が表示されれば、それが名前の情報です。クリックして見ましょうPacketDataでNameが「RBT-001」であることが確認できます。
RBT-001の名前を変えてみる
- ターミナルウインドウにある「2/10/16」というボタンをクリックします。
- 例えば「MiconoRBT01」という名称にする場合、ASCIIの所に「MiconoRBT01」と入力し「ASCII」のボタンをクリックします。Hexのところに、その文字列が16進数で表示されますのでこれをコピーします。
- Opecodeのポップアップメニューを「GAP_WRITE_LOCAL_NAME」を選択し、Packet Dataのところにコピーした文字をペースとします。
- さらに文字列の終わりを示すゼロ(00)を書き加えます。
- 「GAP_WRITE_LOCAL_NAME」のパケットデータは「NameLength/DaviceName」という具合に入力する必要があります。ここでData lengthの所を見ると0x000Cとなってますので、今入力した文字のバイト数はC=12バイト(11文字+0)。つまりNameLengthとして0Cを先頭に書込んで下さい。
- さて、これで送るデータは完成です。「リクエスト」ボタンをクリックして下さい。
- うまく「CFM」が返ってきて、NO_ERRORならばOK
- 再び「GAP_READ_LOCAL_NAME」で名前が変わっているか確かめてみて下さい。
さて、うまく動かせたでしょうか?
----------------
にほんブログ村
| 固定リンク
「無線(RBT-001)」カテゴリの記事
- 「RBT-001用シリアルレベルコンバータ」はまだ買わない方がいいかも(2)(2012.11.15)
- 「RBT-001用シリアルレベルコンバータ」はまだ買わない方がいいかも(2012.11.14)
- 手持ちのBTモジュールでロボゼロを動かしてみた(3) :回路編(2012.09.01)
- 手持ちのBTモジュールでロボゼロを動かしてみた(2):RBT-001編(2012.08.28)
- RBT-001を繋げてみる(20):bt_sample_XeroZak 0.1.0 公開(2011.08.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント