「週刊 ロボゼロ」 第68号 (2)音声ファイル
「週刊 ロボゼロ」 第68号のロボットラボに、音声ファイルについて書いてあります。今回はロボゼロ用の音声ファイルについてと実際に作成および再生を行ってみました
●対応音声ファイル形式は
- WAV形式
- サンプルレート:11.025kHz
- ビットレート:8bit
- チャンネル:モノラル
です。
●ファイル名は
WAVファイルの拡張子は「.wav」ですが、「ファイル番号」+「SCR.TXT」にする必要があります。ファイル番号は5から63が使えると思いますが、5はメインプログラムを入れると思うので、6から63になると思います。
●音声再生プログラムは
- V00=ファイル番号
- V01=再生開始(low)
- V02=再正開始(Hi)
- V03=再生時間(low)
- V04=再正時間(Hi)
- SOUND
- WAIT(100)
時間に関しては単に秒ではなく
- 時間=秒÷0.0468
の値が入ります。
●Xcontrollerのサウンドエディタ
Xcontrollerのサウンドエディタでは、
があります。
●Xcontrollerでロボゼロ用音声ファイルを作ってみよう!
- Xcontrollerのサウンドエディタを表示
- テキストから音声に「Hello. good morning. good night. what's up!」など喋らせる文字を入力
- 声を選びます。Windows版ではひとつしかありませんが、マックはデフォルトで20個くらいあります。その他、Lionでは環境設定でKyokoさんの音声をインストールできます。Kyokoさんは日本語文字を読むことができます。iPhoneのSiriの声です。
- 「スピーチ」ボタンで試聴できます。Windows版では2回クリックする必要があります(不具合)
- 「録音」ボタンでファイルとして保存します。この際のファイル名は「ファイル番号.wav」とするといいでしょう。それはwavファイルの保存と同時に「ファイル番号SCR.txt」のロボゼロ用のファイルも保存されるからです。(※v0.5.7では??SCR.txtでなく??SCR.txtと保存される不具合があるので、手作業でSCRに変更する必要があります。次のバージョンで修正します)
- ロボゼロからSDカードを抜き取り、パソコンに挿し、例えば、保存した60SCR.txtをSDカードにコピーします。
- SDカードをロボゼロに挿し、ロボゼロを起動します。
- HSWBの音声ファイル再生の「No」を60にする。
- 開始と時間を「再生」ボタンをクリックし、再生させながら調整します。例えば開始2.5、時間1に設定し「再生」すると、「good night」とロボゼロが喋ります。プログラムでは秒の後ろに書いてある数値を使います。
- V00=60
- V01=53
- V02=0
- V03=21
- V04=0
- SOUND
- WAIT(100)
となります。
Xcontrollerのダウンロードはこちらからできます。一応自己責任で、ということでご興味のある方は是非是非やってみて下さい
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