ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(2)
「ロボゼロのプログラムを勉強してみよう」の第2回目
前回に引き続きアクションプログラムの5番(F5.TXT)のお勉強です。
今回は17行目から28行目「START KEY WAIT」です。
- 20行目:Aモード(工場出荷状態)に設定されている場合のリモコンの”電源"ボタンが押された時の値(マイナス5120)を変数V25に設定する。
※マイナスの値を変数に代入したい場合は0-5120という式を使って設定する必要がある。 - 21,22行目:20行目と同様にリモコンがBモードおよびCモードにされている場合のリモコンの”電源"ボタンが押された時の値をそれぞれV26とV27に設定する。
※モードの切替えは「+」ボタンを押しながら「A」、「B」または「C」を押すと切り替わります。 - 25行目:変数V130を0に設定します。
※この変数V130とV131には、赤外線から送信された値が入ります。ロボゼロの赤外線リモコンの場合V130しか利用されていません。変数V130を0にすることで赤外線からのデータをリセットしています。 - 27行目:赤外線リモコンのボタンが押されたかどうかをチェックしています。
※条件判別の演算子が「#」になっています。「#」はNOT の意味になります。この場合変数V130が0でなければSTARTKEYANZへジャンプします。つまりリモコンボタンが押されれば何らかの数値が V130に入るためSTARTKEYANZへジャンプするということになるわけです。 - 28行目:26行目のSTARTKEYWAITへ戻ります。
※JUMP文は無条件にラベル名で示す行へジャンプします。リモコンのボタンが押されるまで繰り返す(待つ)ということになります。
今回はこれくらいということで、また次回続きをお楽しみにしていて下さい
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コメント
こんにちは!プログラム少しわかって来たような気がします、
パソコンに(当時はマイコンだったっけ)カセットが必需品だった頃、いたずらした奴と変わり無いような気がしてきましたよ・・・・
お忙しいでしょうが、いつまでも続いてほしいですな、また勉強に来ます!。
投稿: shiogig | 2012年7月12日 (木) 12時54分
shiogigさん
コメントありがとうございます。
けして分かり易く書けてるとは思いませんが、このお勉強シリーズも、いつまでもって訳にはいかないけど、もうしばらくは続くと思いますので、たまに見に来て下さい(*゚ー゚*)
投稿: micono | 2012年7月12日 (木) 21時25分