« PTCUtilities v0.8.0 公開 | トップページ | ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(4) »

ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(3)

「ロボゼロのプログラムを勉強してみよう」の第3回目
アクションプログラムの5番(F5.TXT)のお勉強です。
今回は32行目から49行目「START KEY ANALYZE」です。

START KEY ANALYZE
Screensnapz123

  • 32行目:第2回の続きで、リモコンのボタンを押すとここにジャンプしてきます。
  • 33-35行目:20-22行目で変数V25,26,27はそれぞれリモコンモードA,B,Cの電源ボタンの値に設定してあります。JUMPIFを使って、変数V130(リモコンで押された値)がV25と同じであればMODEATへ、V26と同じであればMODEBTへ、V27と同じであればMODECTへジャンプします。
  • 36行目:押されたボタンがAモード用でも、Bモード用でも、Cモード用でもなかったため、エラー音を再生させるプログラムをCALLしています。
    CALL文は、JUMPと同じように無条件でラベルの先へジャンプしますが、CALLの場合はその後出てくるRETURN文によりCALLされた行の次へ戻ってきます。
  • 37行目:STARTKEYCHECKへジャンプ
    ※もう一度V130をゼロにして、リモコンのボタンが押されるのを待ちます。
  • 39-49行目:リモコンのボタンは全部で21個あります。ボタンに割り付けられる値は、リモコンの右上から左に向かって、そして下に向かって、それぞれ
    • リモコンA:-5120から-5100
    • リモコンB:-5099から-5079
    • リモコンC:-5078から-5058

    となっています。
    Abc
    この値を変数V25からV45に設定するために、まず、それぞれ-5120, -5099, -5078をV25に設定し、V26以降の値をセットする為に、KEYDATASETへジャンプしています。

今回はこれくらいということで、また次回続きをお楽しみにしていて下さい

 

----------------
にほんブログ村 科学ブログ ロボットへ
にほんブログ村

|

« PTCUtilities v0.8.0 公開 | トップページ | ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(4) »

週刊 ロボゼロ」カテゴリの記事

コメント

尾野先生、プログラムリストが色つきだと読みやすいですね。

ところで、McAfeeというウィルス駆除ソフトを使ったらSDカードから「トロイの木馬」が検出されました。
その後、手順通りに設定したら無事にロボゼロをリモコン操作できました。
今までウィルスの対策をしてきてなかったことを反省してます。今回である意味良い勉強になりました。
いろいろとありがとうございました。

あ、コントロールボードのバックナンバーは発送されてしまったので授業料のためだと思ってあきらめます。

投稿: きむきむ | 2012年7月13日 (金) 09時31分

きむきむさんの問題は、「トロイの木馬」というものが わるさをしていたのですか。

こちらとしても 想像の範囲外でした。

前に書いていたのは、複数のサーボケーブルをはずして 再接続のさいの確認ということでの意味はあると 思います。

『プログラムを勉強してみよう』 拝見しております。
「アクションプログラムをベースに自分用にアレンジ」ということに
ついては、だいたいの見当はつきましたが
プログラムの個々の命令については わかりにくいものもありますので、参考にさせていただきたいと思います。

投稿: おおた | 2012年7月18日 (水) 23時00分

おおたさん
ありがとうございます。

●個々のプログラムも少しずつみていけるといいですね。

●63番まで埋まっているので、半分くらいにならないかな?

●とか、VS-C1でコントロールできるように書き換えるには?

とか考えてはいます。
また何かありましたらお願いします。

投稿: micono | 2012年7月19日 (木) 06時51分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(3):

« PTCUtilities v0.8.0 公開 | トップページ | ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(4) »