ロボゼロのプログラムを勉強してみよう(3)
「ロボゼロのプログラムを勉強してみよう」の第3回目
アクションプログラムの5番(F5.TXT)のお勉強です。
今回は32行目から49行目「START KEY ANALYZE」です。
- 32行目:第2回の続きで、リモコンのボタンを押すとここにジャンプしてきます。
- 33-35行目:20-22行目で変数V25,26,27はそれぞれリモコンモードA,B,Cの電源ボタンの値に設定してあります。JUMPIFを使って、変数V130(リモコンで押された値)がV25と同じであればMODEATへ、V26と同じであればMODEBTへ、V27と同じであればMODECTへジャンプします。
- 36行目:押されたボタンがAモード用でも、Bモード用でも、Cモード用でもなかったため、エラー音を再生させるプログラムをCALLしています。
※CALL文は、JUMPと同じように無条件でラベルの先へジャンプしますが、CALLの場合はその後出てくるRETURN文によりCALLされた行の次へ戻ってきます。 - 37行目:STARTKEYCHECKへジャンプ
※もう一度V130をゼロにして、リモコンのボタンが押されるのを待ちます。
- 39-49行目:リモコンのボタンは全部で21個あります。ボタンに割り付けられる値は、リモコンの右上から左に向かって、そして下に向かって、それぞれ
- リモコンA:-5120から-5100
- リモコンB:-5099から-5079
- リモコンC:-5078から-5058
となっています。
この値を変数V25からV45に設定するために、まず、それぞれ-5120, -5099, -5078をV25に設定し、V26以降の値をセットする為に、KEYDATASETへジャンプしています。
今回はこれくらいということで、また次回続きをお楽しみにしていて下さい
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コメント
尾野先生、プログラムリストが色つきだと読みやすいですね。
ところで、McAfeeというウィルス駆除ソフトを使ったらSDカードから「トロイの木馬」が検出されました。
その後、手順通りに設定したら無事にロボゼロをリモコン操作できました。
今までウィルスの対策をしてきてなかったことを反省してます。今回である意味良い勉強になりました。
いろいろとありがとうございました。
あ、コントロールボードのバックナンバーは発送されてしまったので授業料のためだと思ってあきらめます。
投稿: きむきむ | 2012年7月13日 (金) 09時31分
きむきむさんの問題は、「トロイの木馬」というものが わるさをしていたのですか。
こちらとしても 想像の範囲外でした。
前に書いていたのは、複数のサーボケーブルをはずして 再接続のさいの確認ということでの意味はあると 思います。
『プログラムを勉強してみよう』 拝見しております。
「アクションプログラムをベースに自分用にアレンジ」ということに
ついては、だいたいの見当はつきましたが
プログラムの個々の命令については わかりにくいものもありますので、参考にさせていただきたいと思います。
投稿: おおた | 2012年7月18日 (水) 23時00分
おおたさん
ありがとうございます。
●個々のプログラムも少しずつみていけるといいですね。
●63番まで埋まっているので、半分くらいにならないかな?
●とか、VS-C1でコントロールできるように書き換えるには?
とか考えてはいます。
また何かありましたらお願いします。
投稿: micono | 2012年7月19日 (木) 06時51分