VS-C2 for Android でロボゼロを動かしてみた(1)
久々(10日ぶり)にロボゼロ関連です
ロボゼロの無線コントロール関連であれこれ試していまして、ここんところなかなかまとめられないでいました
ロボゼロの無線コントロール関連は、新しく試していることもありますし、これまでに書いたのもまだ書きかけのも何個かありますが、それにも関わらず、今回も、また、新しいことをひとつ書きたいと思います。
で、今回は、「VS-C2 for Android」を使ってロボゼロの無線コントロールをしてみようということで書きたいと思います
VStone(ヴィストン)さんから、Bluetooth通信システム(VS-BT001)というのが販売されています。このシステムは、昔、デアゴの週刊マイロボットに付いてきたBluetoothモジュールのRBT-001を使ったもので、
- MANOI
- ROBONOVA,ロボザック
- ビュートローバー
- JO-ZERO, ROBOXERO
などを無線コントロールすることができるようです。
先日紹介したKBT-1と同じ様に、コントローラーとして、パソコンから操作できるものと、Androidで操作できるものがあります。
このAndroid用のアプリが「VS-C2 for Android」といい、KRC for Androidは有料ですが、こちらは無料でダウンロードができるんで、もしかしたら何かに使えるかもしれないのでダウンロードだけでもしといてもいいのではと思います
KRC for Androidと比べ、VS-C2 for Androidは、
- 斜め上、斜めしたのボタンがない
- Start, Selectボタンがある
- L2,R2ボタンがある
- ボイスコントロールできる(面白いよ)
という長所短所がありますが、そんなことより、このアプリはRCBの信号に対応してる訳じゃないので、そのままではロボゼロを操作することはできません。
※VS-C2 for Androidのページには、ROBOXEROの名前も書いてありますが、RS232C(シリアル通信)のポートからのコントロールは可能かもしれませんが、無線接続ポートからのコントロールはできませんので注意して下さい。
[追記]:VS-C2 for Androidの設定で、RCB-3のシグナルを送信できることを見つけました下記のようなモジュールでなく、KRC for Androidと同じモジュールで動かせますね
●受信モジュールの構成
ロボゼロで動かせる様にする為には少々難しいことをしなくてはいけないんですよね
KRC for Android と手持ちのBTモジュールを繋ぐ方法に関して書きましたが、KRC for Androidは、RCB信号を送信しているんで、信号の変換が必要ないため簡単なんですが、VS-C2 for Androidは、マイコンなどを使って、RCB信号に変換してやる必要があります
価格
ということで、少々恒例になってきましたが、いくらくらい掛かるかですが
- Bluetoothモジュール:5000円〜
- マイコン:100円(AVRとか)〜約1600円(Arduino Miniとか)
- その他もろもろパーツ:400円
くらいでしょうか。
●VS-C2 for Androidの送信データ
さて、今回はもうひとつ。
VS-C2 for Androidが送信しているデータに関して解析したので書いておきます。
- 通信設定:2400bps、8bit、なし、1
- データはバイナリーでなくASCIIで送られてきています
- アナログは-32768(&h8000)から32767(&h7FFF)かと思いきや、2バイト目は&hFFと&h00でフラグ?兎に角、RCBでは7ビットしか使わないので2バイト目は必要ない
▲、●、×、□
w 2009e2 10 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 20 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 40 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 80 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
L2,R2,L1,R1
w 2009e2 01 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 02 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 04 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 08 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
上、右、下、左
w 2009e2 00 10 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 20 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 40 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 80 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
Select,R3,L3,Start
w 2009e2 00 01 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 02 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 04 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 08 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00
右アナログ(左、右、上、下)
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 80 ff 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 7f 00 00 00 00 00 00 00
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 80 ff 00 00 00 00
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 7f 00 00 00 00 00
左アナログ(左、右、上、下)
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 80 ff 00 00
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 7f 00 00 00
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 80 ff
w 2009e2 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 7f 00
さて、今回は、ここまで、兎に角、RCBの信号に関してまだ書いてないので、この続きは、その辺を書いてからということになりますが、兎に角、RCBの信号に関して分かったので、ね
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