mbed HRM1017 (5)温度を計測(konashi.js編)
前回、TMP102やADT7410のI2Cで温度を計るプログラムを作りました。前回はCentralのアプリは既存のnRF Toolboxアプリを使って表示しましたが、今回はkonashi.jsで表示してみたいと思います。プログラムや配線は前回と同じものを使います。
mbedのコード
konashiと同じサービスとキャラクタリスティックを使うことで、既存のkonashiのアプリを少し返る程度で利用することができます。前回、サンプルで使った「BLE_ADT7410_TMP102_Sample(※新しいタイプのコードに書き換えないと動作しません)」では、#define KONASHI 1で条件コンパイルで使い分けられるようにしてあります。
konashiを使う場合は、サービス:0xFF00、i2c読み込みのキャラクタリスティック:0x300Fに設定します。以下の辺りを確認してみて下さい。
konashiの場合は、取得した温度の値は、整数値を1バイト目に、小数点以下1桁を10倍した値として2バイト目としたデータを送信するようにしました。
konashi.jsのコード
以前作ったADT7410で温度表示ができる「I2Cテスト (温度計:ADT7410)」をmbedの方で送信するデータに合わせて少しだけ改変したのを作りました。
- 温度計ADT7410 or TMP102 with mbed HRM1017(※新しいタイプのコードに書き換えないと動作しません)
です。
konashi.jsでアクセスして使います。なお、konashiの使い方に関しては、こちらを観て下さい。
i2cReadでvalueに取得した2バイトの値は、で書いたように「整数値を1バイト目に、小数点以下1桁を10倍した値」なので、78行目の式で温度の値にしてます。
動作テスト
App Storeからkonashi.jsアプリをダウンロード
動作チェック
- konashi.jsを起動
- Userからmicutilを検索
- 「温度計ADT7410 or TMP102 with mbed HRM1017」をタップ
- 「矢印」をタップ
- 「Connect」をタップして接続
上手く取得できたでしょうか?
konashi.jsを使うには、JavaScript, CSS, HTMLを使いこなせないとなかなか思ったプログラムが作れませんよね。私は非常に苦手です。私は次回紹介するtechBASICを使ったプログラムの方が気軽で好きかなぁ
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