mbed HRM1017 (1)mbedなBLE開発ボード
mbed HRM1017はNordic社のnRF51822チップを搭載したBLE(Bluetooth Low Energy)開発ボードです。
BLEモジュールもいろいろ出ていますが、私が買ったのは、SBDBT(SBBLE), konashi, RFDuino, BLESerial, FemtoduinoBLE, LightBlue Bean, REBL600FR, そしてmbed HRM1017と8種類になりました
BLEのチップは、総務省の工事設計認証(いわゆる技適)を得たものかどうかが気になるところですが、mbed HRM1017は、名前となっているHRM1017という技適を得たものを使用しているので安心して使えますね
プログラムは、書き換え不可(konashi, BLESerial)のものから、c/c++(SBDBT)やSmallBASIC(REBL600FR)で書けるもの、さらに、Arduinoで書けるもの(RFDuino, FemotoduinoBLE, LightBlue Bean)とありましたが、mbed HRM1017の登場で、とうとう、mbedでプログラムができるようになった訳ですね
スペック
- SoC:Nordic nRF51822(低消費電力のARM Cortex-M0コア、かつ、2.4GHz帯域のBluetooth v4.1準拠) ※nRF51822-mKITと異なり、32.768kHzのクリスタルが非搭載です。
- GPIO:29本(2.54mmピッチ、最大許容電流ピンあたり0.5mA)
- 電源:micro-USBもしくはピンヘッダ(1.8-3.6V Typ. 3.0V)
- USB経由でドラッグアンドドロップ書き込み可
- シリアルターミナル用USBバーチャルCOMポート搭載
- オフラインでも使えるCMSIS-DAPデバッグアダプタ搭載
- ブレッドボードに挿しやすい細いピンヘッダを採用
- ピン列の間隔(基板の幅)は600mil
といった感じです。
表と裏の写真を撮ってみました
今のところ、Arduinoで組めるもので技適の通ったものがまだない中、mbedで組めるものが出たのは大きいですね。mbed HRM1017の価格はmbed NXP LPC1768と同じ5,400円同じ値段でmbedもできて、BLE通信もできるんで、一石二鳥ですね
mbedを始める方も、順当にmbed NXP LPC1768から始めるのもいいですが、両方できちゃうmbed HRM1017を買っちゃうのも手かもしれませんね
これらを始めるにあたっては、mbedのページに
といったページが用意されてます。
で、通信相手が必要ですが、通信相手としてスマフォなどBLE対応機器を使うわけですが、他のモジュール用のアプリケーションやプログラムでも、そのまま使えたり、少し書き換えるだけで使えるようになったりします。mbed HRM1017用として特別なものはまだ殆どありませんが、これから少しずつ増えていくと思います。
●mbed HRM1017に関してのメモ
- オンラインコンパイラへの登録を依頼中です。登録は7月23日前後
- オンラインコンパイラでは、Nordic nRF51822を選択
- タクトスイッチはHRM1017(nRF51822)のリセット用ですが、今のところ機能しない
- ソルダジャンパ2つは、BLEモジュールのTX,RXとmbedインターフェースを接続。UARTで接続したいときはハンダを除く
- LEDなどを接続する際には、FETなどでドライブするように
- nRF51822のポートは0.5mAまでしか流せない
さて、ということで、今回はこんなところにしておきます。今回の内容は、スイッチサイエンスさんのページと、mbed HRM1017をはじめようのページからのコピペばかりで、特別な情報が殆どなくて申し訳ありません。今後、いろいろ情報が増えてきたら、それに合わせてここも充実させて行ければと思います
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