RoVoCoMo2
スマホでロビ1を無線コントロールするRoVoCoMo(Robi Voice Controller by Micono)というのを公開していますが、RoVoCoMo2は、M5Stackを使って、ロビ1やロビ2を無線コントロール(Wi-Fi, BLE)するものを作りましたので、ご紹介します。どんな感じに操作するのか、以下の動画をご覧ください。
サンプル動画
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最新版は以下の動画のようなスマホからの操作機能はできなくなっています。その代わりFlashAir対応になっています。
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●M5Stackとは
M5Stackは、ESP32というマイコンを使った開発をより簡単にするようにと作られた開発キットであって、プログラミングができる人が、商品を作る前段階の試作をするためのものです。決して一般向けの商品ではありませんので、プログラミングができるのであれば、とても便利なものなんですが、プログラミングができなければ、何もできないものです。
●私にもできる?
でも、プログラムなんて全然できない、コンピュータは苦手という方も、やってみたいですよね
RoVoCoMo2によるロビの操作に関しては、現在、こちらで公開しています。どうでしょうか?是非トライしてみて下さい。

●動作の仕組み
簡単に、仕組みを書いておきます。
- ロビ2ではBluetooth (BLE)の機能が付きました。このBLEの信号は、Q-boが発信して、ロビ2が受け取って設定や動作する仕組みになっています。
- このアプリは、ロビのココロのSTARTUP.BINに手を加えて、Q-boの信号に応じてロビ2が動作するようにメディアクラフトさんが方法を考えられました。
- そこで、私は、Q-boが発信するBLEの信号を解析し、M5StackでQ-boの信号をエミュレートするプログラムを作り、M5Stackでロビ2をコントロールできるようにしました。
- さらにM5StackはWiFiの機能も持っているため、M5Stackとスマホで通信できるように改良し、スマホからもロビ2を無線でコントロールできるようにしたものです。
- 最新のRoVoCoMo2はFlashAirにも対応しましたので、これまでのようにFlashAirを積んだロビ1もコントロールすることもできます。
●用意するもの
M5Stack:M5Stackの主な日本の代理店はスイッチサイエンスさんになります。M5StackにはBASIC, GRAY, FIREなど、いくつかのタイプがあります。RoVoCoMo2は基本機能しか使っていないので、いづれのタイプでも動かすことができます。
microSD: 2枚:いづれも新品である必要はありません。ひとつはロビ2に入れるmicroSDであり、もうひとつはM5Stackに入れるmicroSDです。ロビ2に入れる方はロビのココロのファイルが入るサイズであれば大丈夫です。M5Stackに入れるmicroSDは、Class10 UHS-I以上の性能でサイズが32GB以下のものを使って下さい。Class10 UHS-Iと表記されていても、正しく読み書きの速度がでないものもあったりしますので注意して下さい。下のmicroSDは私が持っていて取り敢えず動作が確認できているものです。
●インストール方法
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