無線化

BLEビーコン手作り+α会 第1回(テスト版)

20140731_235437x

7月31日の話ですが「BLEビーコン手作り+α会 第1回(テスト版)」に参加してきました
いつもBLEでごにょごにょやってますが、まだ全然Beaconのこと手を出してないので、ちと雰囲気でも味わえればと思い参加しました。

AplixのMyBeaconを使うコースと、Raspberry Piを使うコースがあったんですが、私はMyBeaconのコースにしました。参加費1500円にMyBeaconと部品が付いてるんですが、MyBeaconはAplixのページから1000円で購入できるので予備として2個購入したので3つ手元にあります。

写真のように、ミンティアのケースの中にMyBeaconを使った回路をハンダ付けで作り、実際に繋げて、初期設定から、メジャー、マイナーIDの設定などをやりました。

最終的にはPassbookを使ったデモをやりたかったんですが、どうやってもPassbook用のサンプルで用意されたproximityUUIDに変更できなくて試すことができませんでした。

後日、Aplixさんに問い合わせてみたら、MyBeaconのproximityUUIDの設定の決まりとして、「2つめの4桁16進数の最初の文字が1の場合、12桁16進数の最初の6文字は001C4D(※1)以外にしてください。」という決まりがあるようで、まさにその数値に当てはまっており、Passbook用で用意されたUUIDは、そもそもMyBeaconでは使えないIDだったということでした。

この会、α会(テスト版)ということで、まだ試行錯誤なところもあるようですが、とても楽しく勉強になることが沢山ありました。8月16日に第2回「BLEビーコン手作り+α会 第2回(テスト版)」があったようですが、今後も続いて開催されて良い会になっていくといいですね

やっぱりPassbookも試してみたいので、iOS Pass Type IDsを発行するところまでやってみました。また進展があったら書きたいと思います。

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Bluetooth Class of Device/Service (CoD) Generator

私は単にランエレさんメディクラさんの話を傍観してただけなんですが、今日はとても勉強になることを教わりましたので、メモっておきたいと思います

Bluetoothの設定パラメータに「Class of Device(CoD)」というBluetoothのデバイスがどのようなタイプの機器かを示す24ビットの値があります。

例えば、この値が0x007A020Cであった場合。Windowsからペアリングした際にアイコンがスマートフォンになります。

この「Class of Device(CoD)」の値を算出できるページがあるので、ここにメモっておくことにしました
Bluetooth Class of Device/Service (CoD) Generator

例えば、このページで、以下のように設定すると、0x007A020Cになります。
Safariscreensnapz021

# Major Service Class

  • Networking (LAN, Ad hoc etc)
  • Capturing (scanner, microphone etc)
  • Object Transfer (v-inbox, v-folder etc)
  • Audio (speaker, microphone, headset service etc)
  • Telephony (cordless telephony, modem, headset service etc)

# Major Device Class

  • Phone (cellular, cordless, payphone, modem)

# Minor Device Class

  • Smart phone


(※2012/11/5の時点での話であり、改変されているかもしれないですが、)

SPPファームSBDBT+BTアダプタを検出できないAndroidマシン(など)があるようで、その様な場合、このCoDの値の設定すると検出可能になるかもしれません。

もし、Androidマシン(など)が、SBDBTを検出できなかった場合、SPPファームのmain.cのhci_discoverable_controlの前で、

hci_send_cmd(&hci_write_class_of_device, ??????);

を実行ます。
??????の部分にCoDの値が入ります。

まずは、0x007A020Cまたは0x00 から試してみると良いかと思います。hci_send_cmd(&hci_write_class_of_device, 0x00);
(※class is 0x00 - skip it.となってうまく検出できてなかったとしても、上記を実行することでもうまく検出できたりする。。。)

なお、現時点で最新のver.120904や120911βのSPPファームには、hci_send_cmdは書込まれていません。また、今後のバージョンで、hci_send_cmdが書込まれるかもしれませんし、ユーザー各自で行うことになるかもしれませんので、ご了承下さい。

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「ロボゼロBluetoothコントローラー」を試してみた

ロボゼロBluetoothコントローラー(株式会社メディアクラフト)」は、名前のごとく、Androidスマートフォン/タプレットでロボゼロをコントロールできるようにするアプリケーションです。
20121021163124

●同様のものは、これまでにも紹介したことがありますが、

があります。

ロボゼロBluetoothコントローラーと同様に、RCB-3系の信号を送信しており、VS-C2 for Androidと同じように音声によるコントロールが可能です。

●逆に、もっとも違う点は、ゲームコントローラーの形態ではなく、赤外線リモコンの形となっていることです。ロボゼロ純正の赤外線リモコンと同じリモコンが画面に表示され、そのボタンをタッチすることで操作します。

実際、ロボットの操作は、複雑にボタンを組み合わせて操作することより、ボタンの数がある程度あり、必要なアクションを割り当てることの方が都合がいいですからね。

●送信されるRCB-3の値ですが、「ボタン設定」で設定できます。

  • デフォルトでは、メモリーのV120に値が設定される形になっていますが、
  • それぞれのボタンごとに値を設定できます。

私はリセット送信をオンにして、1回だと取りこぼす場合がある為、リセット送信回数を2回に設定しました。

20121021163327

●実際に使うには、信号の反転や電圧の変換の為の回路が必要になります。以前書いたブログを参考にして下さい。

●動作確認したBluetoothモジュールは手持ちの

で行いました。ちゃんとロボゼロの接続および操作可能でした。

2400bp設定可能でSPPプロファイルに対応したモジュールなら基本使えると思います(※保証はしませんけど..)。

●ロボゼロの方のプログラムは、デフォルトでは、V120に値が入るようになっていますが、設定で変えたとしても、V130、つまり赤外線リモコンの値が入る、V130に設定することはできません。アドレス参照ができればいいんですけど、それもできないので、サンプルのプログラムでは、V130=V130+V120といった使い方をすることで、実際の赤外線リモコンから、そして、ロボゼロBTコントローラーから、両方のから操作ができますよね。

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手持ちのBTモジュールでロボゼロを動かしてみた(5):BlueSMiRF編

ちょっとダラダラと同じ様なことを書いてますが、今回は、BlueSMiRFというBluetoothモジュールを使ってロボゼロと接続する場合に関して書きたいと思います

(関連)

●BlueSMiRFについて

「BlueSMiRF」は、SparkfunのBTモジュールで、日本ではストロベリーリナックスさんで購入できます。

これまで紹介した「RBT-001」や「FB155BC」のように技適を受けたモジュールではありません。電波暗室で実験することになるので、実際、実用的なものではありませんので、ご注意下さい。

そんなモジュールなんですが、

  1. 5Vで使えること
  2. コマンドが扱い易い

といったことがあって、自分的には凄く使い易くて、気に入ってます。

性能に関しての詳細は、Sparkfunさん、または、ストロベリーリナックスさんのページで見て下さい。

●BlueSMiRFの設定をロボゼロ用にする

●配線
コマンドモードで、BT側から変更できるので、BlueSMiRFに電源が投入されてればOK

●接続
FireFly-xxx つまりBlueSMiRFにBT側から接続
Rz1terminalscreensnapz002

●設定変更

  1. BlueSMiRF用コマンド入力ウインドウを表示
    Rz1terminalscreensnapz003
  2. コマンドモードにする
    Rz1terminalscreensnapz004
  3. 2400bpsにする
    ※UARTの速度を変更するのは以下のボタンなんですが、v0.1.4で修正したハズでしたつもりでしたが、直ってないため
    Rz1terminalscreensnapz005
    「SU,2400」と手入力してしてリターンで変更して下さい
    Rz1terminalscreensnapz007
  4. コマンドモード終了
    Rz1terminalscreensnapz008
  5. 切断
    Rz1terminalscreensnapz006

●VS-C2 for Android または KRC for Android で接続してBlueSMiRFが正しく設定されているか確認してみる

  1. RZ1Terminalを2400bpsに設定して接続します。
    Rz1terminalscreensnapz003
  2. Hex表示に設定する
    Rz1terminalscreensnapz004
  3. VS-C2 for Androidを起動
  4. 設定のJO-ZERO,ROBO-ZERO用コマンドにチェックを入れるUnnamed2
  5. BlueSMiRFと接続
  6. VS-C2 for Androidの何らかのボタンを1〜2秒押して離す
  7. RZ1Terminalに「80000140404001...」というような数値が表示される。この数値に関しては、こちらを参考にして下さい。
    Rz1terminalscreensnapz005

どうでしたか?正しくデータは送受信できたでしょうか?

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手持ちのBTモジュールでロボゼロを動かしてみた(4):FB155BC編

今回は、FB155BCというBluetoothモジュールを使ってロボゼロと接続する場合に関して書きたいと思います。

(関連)

●FB155BCについて

FB155BC」についてはこの前書きましたのでパス

●FB155BCの設定をロボゼロ用にする

●配線例
※USB-シリアルアダプタ 3.3V

Atcmd

●接続
RZ1TerminalでFB155BCに接続
Rz1terminalscreensnapz013_2

●設定変更

  1. FB155BC用コマンド入力ウインドウを表示
    Rz1terminalscreensnapz014
  2. (必要ならば名称を変更)
    Rz1terminalscreensnapz007
  3. (必要ならばPINコードを変更)
    Rz1terminalscreensnapz008
  4. 通信速度を2400bpsに変更する
    Rz1terminalscreensnapz010
  5. 接続モードを2に変更する
    ※モード2にするとATコマンドが使えなくなるので注意
    ※RESETピンを2秒間以上GNDにすると初期化されます

    Rz1terminalscreensnapz012
  6. 変更したデータを反映させる
    Rz1terminalscreensnapz011
  7. 切断

●VS-C2 for Android または KRC for Android で接続してFB155BCが正しく設定されているか確認してみる

  1. RZ1Terminalを2400bpsに設定して接続します。
    Rz1terminalscreensnapz003
  2. Hex表示に設定する
    Rz1terminalscreensnapz004
  3. VS-C2 for Androidを起動
  4. 設定のJO-ZERO,ROBO-ZERO用コマンドにチェックを入れるUnnamed2
  5. FB155BCと接続
  6. VS-C2 for Androidの何らかのボタンを1〜2秒押して離す
  7. RZ1Terminalに「80000140404001...」というような数値が表示される。この数値に関しては、こちらを参考にして下さい。
    Rz1terminalscreensnapz005

どうでしたか?正しくデータは送受信できたでしょうか?

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Bluetoothモジュール「FB155BC」を買いました

国内電波法認証取得済みで、RBT-001と同程度か少しお安い感じだったので(1週間くらい前に)Bluetoothモジュール「FB155BC」を買いました

FB155BC」は(韓国の製品かな?)、Bluetooth 2.1 Class 2 に準拠した国内電波法認証取得済みの Bluetooth モジュールです。

Screensnapz143_2

認証済みなので、安心して使えます

主な仕様は

  • Bluetooth 2.1 Class 2
  • Bluetooth SIG 認証、国内電波法認証取得済み
  • マスター / スレーブ 両使用可
  • チップアンテナ搭載
  • 搭載プロファイル: SPP、GAP
  • AT コマンドによるカンタン操作
  • シリアル通信: 1200~230400bps
  • 動作電圧: 3.3V
  • ピンピッチ: 2.54mm ピッチ(ブレッドボードにそのまま装着可能)
  • サイズ:18x20x6mm

です。

「ジャングルストア」にて販売されており、4800円(税込み、送料別)です。

Arduinoのシールドも出ていまして、送料のことを考えるとシールド付きの方を買った方がお得感があって、私はそちらを買いましたが、シールドはまだ全く使ってません

RBT-001とほぼ同じ値段ですが、サイズは縦横ともに1cm程小さく、ATコマンドによる設定変更の操作も、とても簡単便利でいいです

マニュアル、ATコマンドは、「Surfgrid」のサイトからダウンロードできますが、どちらも英語ですので読むのが面倒です

が、サポートを受けたい場合はこのページのリンク先で問い合わせできます。

そう言えば、先日RZ1Terminalのバージョンアップをしたんですが、そのバージョンアップは、これのATコマンド入力対応の為でした

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WiFi 802.11b Serial Module

この前、「あれこれ考えてみる(iPhone3Gをコントローラーに...)」で、WiPortのことをちらっと書いたんですが、

WiFi 802.11b Serial Moduleの自分用メモです。

  • LantronixWiPort
    Wiport150
    • 若松通商で15,540(税込)、+専用基板で18,000(税込)、専用アンテナ\1,575(税込)
    • 約3.25×3.39×1.03cm( ※アンテナ部除く)
    • 日本で電波法で定められた 「工事設計認証番号:004NYDA0091」取得済
    • IEEE802.11b/g準拠
    • 多様なセキュリティ機能を搭載
    • WEBブラウザで簡単に設定
    • ユーザ情報追加可能なWEBサーバ機能
    • E-mailアラート機能搭載
    • お客様のシリアル機器(2ch同時使用対応)をワイヤレス通信可能に
    • 最大11個のPIOを利用可能
    • Ethernet機器の無線LAN化も可能(ブリッジ機能)
    • 省電力モードを新規搭載!
    • アクセスポイント検索機能を搭載
  • sparkfunWRL-08869
    0886906l
    • $99.95
    • 25.4x38mm
    • IEEE802.11b/g準拠
    • WEPとWPA2-PSK(AES)セキュリティ機能サポート
    • 4V-12VDCで動かすことができる
    • Fully pre-certified module with FCC ID and CE marks
    • TCP sockets with incoming and outbound connect modes
    • UDP connectionless and broadcast modes
    • Virtual COM support via Tactical Client
    • Low power consumption (40ma connected, 120ma TX, 12 micro amp sleep modes)
    • Programmable timers and wake/trigger modes
    • 3つのLEDによりPIO信号状態を表示
    • ATコマンドで簡単に設定可能
    • FTP越しにファームのアップグレード可
    • 1/4波のワイヤアンテナ付き

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sparkfunの日本の代理店はストロベリー・リナックスソリトンウェーブマイテク・メカロボショップなどがあるようですが、WRL-08869は扱ってないようでした。

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