先日から、ちょこちょこと書いているLa Fonera(ラ・フォネラ)(フォン)ですが、ロボットで何か使えることはないかと、ごにょごにょやってます。
で、おととい、注文していた9-KEが届いたので、その日のうちにケーブルをフォンに繋げられるように改造し、昨日、OpenWrtをインストールしてみました。
9-KEの改造からOpenWrtのインストールの方法に関しては、ネット上にゴロゴロころがっているので、基本的に、それらを参考にして頂ければと思うのですが、Macを使ってインストールする情報があまりないように思うので、その辺を中心に紹介します。
ということで、
マックでインストールする場合は:
- シリアル通信する為のケーブルをどうするか

- シリアル通信する為のソフトをどうするか

- ファイル転送する為のTFTPサーバーをどうするか

というところが問題なんだと思います。今回はこれらの問題点について書くことにさせて頂きます。
シリアル通信する為のケーブル
ケーブルは、マックで使えれば、Windowsでも使える話なんですが、フォンの方は3.3V CMOS/TTLです。コンピューター側は、ま、USBですね。そこで、マックで使う場合の問題点は、マック用のドライバーがあるかどうかです。Macのシリアル通信に関して、こちらのページが参考になるかと思います。このページにも書いてありますが、少なくともProlific社のPL-2303、FTDI社のFT232BMのチップを使ったケーブルならマック用のドライバーがあるので、マックで使える(可能性があります)。
で、いちばんスマート(賢い)やり方は、秋月電子通商のFT232RL USBシリアル変換モジュール(AE-UM232R)を使う方法でしょうかね。これを使えば、USBと3.3V CMOS/TTLで通信できますし、いちばん安上がりな方法かな。私も1つ持っているんですが、別の用途でも使うので、今回は使いませんでしたが、フォン専用にひとつ調達しようかとも思ってます。
今回使った方法は、ネット上でも多く紹介されていますが、USBシリアル変換ケーブル(USB->RS232C)と9-KE(RS232C->携帯)というケーブルを使った方法です。USBからRS232Cにして、RS232Cを3.3V CMOS/TTLにするという2段階の変換になるし、9-KEは400円くらいなんですが、USBシリアル変換ケーブルが結構高いですよね。もしUSBシリアル変換ケーブルを持ってないなら、断然AE-UM232Rを使った方がいいですね。ただロボザックな方はUSBシリアル変換ケーブルをすでに持っているでしょうから、9-KEだけ買えば済むという点で、こちらの方法の方が安上がりになります。
あと、もうひとつ、携帯用のマック対応の通信ソフトに付いてきたケーブルが使えるかもしれませんね。ガラクタ箱を探したらUSB-PDCコード ver2.00というのが出てきたんですが、マック対応のドライバーはなさそうです
それからそれから、まだ、試していないので、何とも言えないんですが、RBT-001が3.3V TTLなんで、これがうまくいくなら、誰もやってない方法ですし、これまたスマートかもしれませんね
シリアル通信する為のソフト
これは問題ないと思いますが、普通に「ターミナル」を使えばOK
ですよね。
ま、シリアル通信用のソフトを使えば簡単だと思いますが、マックのソフトがどんなのがあるのかよくしれいません
いちおう、手前味噌なんですがRZ1Terminalなんですが、フォンとの通信にちゃんと使えますよ(図)
ただロボザック用に作ったものなので、オーバーヘッドな部分も多いですし、信頼性に欠けますので、少なくともインストールの為には使わない方が安全かと思います。
マック用のTFTPサーバーソフト
マックでOpenWrtをインストールする際のいちばんの問題が、TFTPサーバーをどうするか
ということですかね。。けど、他にもあるかどうか知りませんが、「Tftp Server」というソフトがあるので、私はそれを使いました。

ということで、今回は、ここまで
次回、インストールの手順などを書きたいと思います。
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