「Raspberry Pi」で何やろぉ (15:ファンを付けてみた)
私は「TuxCase - Raspberry Pi Enclosure」のケースを使ってますが、ファンを付けたと言っても、少々このケース限定な内容も含みます。
●ファンの電源
ファンは、秋月の「DCファン 5V 25mm角」を買いまして、
- 電源はP5の1番(5V)と7番(GND)から取りました。
- ヘッダーピンは4X2列の直ピンを使うのではなく、1列だけL字のピンを付けました。
- ファンからのケーブルは、私は圧着で手作りしましたが、ジャンパワイヤのメスのコードを切ってファンに繋げるのが楽チンかも
●TuxCaseの蓋の改造
ファンをケースの中に入れようと思いました。ただ私はヒートシンクを付けてるので、ヒートシンクとファンが干渉してしまい、うまいことファンを付ける場所がありませんでした。で、蓋を2重にして中央のCPUの上にファンを蓋にネジ止めできるような蓋を作成しました(最初の写真)
紙が付いた状態ですが、蓋の下が、こんな感じ、GPIOは横から出す感じにしてます。
同じく紙が付いてますが、蓋の上が、こんな感じ。ど真ん中に、ファンの穴とネジを通す穴を作り、下の蓋の側面からGPIOの線を出すので、上の蓋にはGPIOの穴は塞いでます。
蓋の図面は、製造元のページに「acrylic_cover_V1e_and_floor_v3e.svg」をダウンロードできますので、それを元にillustratorで作成しました。
ただ、そのsvgファイルをそのままillustratorで開くと、25%大きくなってしまいます。そこで、
- svgファイルをInkscapeで開く
- それをPDFで保存する
- そのPDFをillustratorで開く
と、正しいサイズで読み込まれます
実際に作成を依頼したのは、「工房Emerge+」さんのところで、テンプレートに従って図面を作って依頼しました。こういったことはじめてやるので分からないことだらけでしたが、むちゃくちゃ親切にあれこれ教えて頂きました。
このaiファイルのダウンロード する。
この図だと、3種類A5サイズに作ったため、それぞれの隙間がアクリル板の厚み以下にしか並べられなかったんですが、なんとかやってもらえましたあ、ちなみにアクリル板の厚みは3mmです。
お値段は、2013/9/12の時点では
アクリル押出透明3mmA5サイズ:¥225
レーザー加工A5サイズ:¥1,000
小計:¥1,225
消費税:¥61
送料:¥180
お支払い:¥1,466
でした。
あと、この蓋とファンのネジですが、ハンズで、M2.6x8とM2x15のネジを買ってきて、それぞれ蓋とファンを止めました。ただし、M2.6x8はアルミの方のネジ山とちゃんと合わないので注意して下さい。
●温度
さて、実際の温度ですが、ヒートシンクだけだと50度前後のところ、このファンを取り付けた結果、40度前後になりました
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